7/14のねこさん        文は田島薫

逃亡隊


けっこう涼しい土曜の夕方、近所の子どもたちも帰って、

ねこさんたちに私がごはんやることになって、それを持っ

てまず寄って来たニケにやり、パネとバットにもやろうと

2人を呼んだんだけど、来ないばかりか道路の向こうのア

パート跡地の泥の上を歩いて行き、向こうの家の1メート

ルぐらいの段差の上にパネが跳び上がりバットが続いて、

家ととなりのコンクリ高台壁のすき間をどんどん入って行

ってしまった。


さて、そろそろおばさんがごはん持って来る頃だよね、つ

ってると、ありゃ、あんにゃろがそれらし〜の持って呼ん

でるけど、あんにゃろはカリカリしか出さないんだよな、

ここで、はいはい、って寄ってっちゃうと、ぼくらが喜ん

でるじゃね〜か、ってことになっちゃうから、ここは、す

ぐには行かないで、もっとい〜もん出せっ、ってことで、

ひと回りしてこよ〜ぜ、こんにゃろー



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