5/27のねこさん 文は田島薫
ちょうどいい寝室 2
きのう家人と図書館行く途中、ねこよこちょう入口角の家の庭のぞくと、やっぱり、テ
ラスの植木鉢の横で爆睡してるシックのお腹んとこの模様が見えた。
図書館の帰りにまたそこをのぞいてみると、同じ場所で爆睡し続けてたらしいシックの
今度は背中の模様が見えた。
や〜、も〜、この木と入れ物のそばは、やっぱり最高だね〜、ご飯食べたらも〜、すぐ
ここでごろりん、ってして、気がつくと夢ん中、ってことになっちゃうんだね〜、夢ん
中で気がつく、つーと、寝てる最中なわけだから、そんなに、はっきり、ぼくは気がつ
いたぜ、ってほどでもないんだけど、なんとなく起きてないぼく、って気がつく、って
感じ、つーのか、まあ、ぼよんぼよん、とした感じだから、ま、とにかく気持ちい〜、
ってことだけ言っておこ〜、って、ぼくは、これだれに言ってんだろーね、神様に言っ
てる、ってことでい〜か、神様〜、い〜せんいってるよ〜、って、しかし、ふわふわ、
ってやわらかい風がぼくをつつんでくれてさ、おわん〜ん、ってぼくのからだが空に浮
いてさ、くるりん、って宙返り、や〜、まいったまいった、気持ちよすぎて。