1/26ののらねこ         文は田島薫




今朝はクボセンセーがまだ奄美大島にいるので、(先週親父の墓参りに行って、

今夜空路帰宅予定)で早番で出勤した、

ドア前の皿は空のままで、朝1のシャンさんもまだお客さんを見てないようだった。


斜隣の建物のベランダの座ぶとんの上、いつもの定位置にブラウンがまるくなって

いて、こっちと目が合ったので、手招きしたけど、じっと見てるだけだった。

エサを皿に入れ手すりの上にかかげて、ほらって、エサをぱらぱら見せたけど、

この人は何のつもりなんだろう、って目をして全然動く気配がなかった。

腹がいっぱいなんだろう。


しばらくすると、ドア前の階段踊り場のひだまりスポットにまだらが来ていて、

こっちと目の挨拶をかわした。

エサを食べたかなと窓からのぞいてみると、エサは減ってなかった。

彼も腹がいっぱいなのだ。

最近スポットによく来るんだけど、ただ日なたぼっこをしに来るだけのようだ、

ひとりで全身毛づくろいをしたり、芋虫ごろごろ、っていったような遊びをしてから、

いつの間にか帰った。


きょっきょっきょっ、て音がするので窓から見回してみると、見たことない小鳥が

すぐ廊下向かいの手すりに止まってて逃げないのでこっちも、ちょっちょっちょっ

って話しかけてみた。

またどっかから、かっかっかっ、ていった違う鳴き声がして、見ると、隣の屋根の

少しはなれた場所に立つテレビアンテナの上にちょっと尾の長い小鳥がいて、

手すりの小鳥はそっちへ飛んで行ったので、友だち同士なのかな、って見てると、

手すりの小鳥はそばまで行ってから、慌てて違う方へ飛び去って行った。

ひとちがいしたようだ。


きょうはのらねこの話題がうすかったので、のらどり他の話題をまぜてみました。


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